n0tgame’s blog

主にゲームの感想。日記。

CharadeManiacs 感想 - No.7 長い時間、一緒にいた

出会いの早さは関係ないと知った。
むしろそれは、枷になる時がある。



■シャレマニ初見プレイの感想です。
ネタバレがあるので未プレイの方はご注意ください。






⑥トモセくんルート、感想。


折り返しということで、そろそろ幼なじみのトモセくんを救いたくなりました…。
幼馴染みが恋愛対象として見れずにギクシャクするっていうのは王道っちゃ王道だと思うんですが、それにしたってギスギス具合が半端なかった…。
感情なくなるってヤバくないか?
気持ちの問題が問題すぎてプレイしてるだけなのに心が結構辛かった…こんなにこじれるとは…。
異世界来てからのトモセくんはめちゃくちゃ怖かったんだけど、トモセくんだけがヤバいのではなく瀬名ちゃんの問題でもあったので何とも言えなかった…しかもギスギスしてるときってやっぱりお互い距離をおきたくなるし。
しかし、こじれにこじれたところからどう持ち上げていくのかなと不安だったけどその不安が吹っ飛ぶくらいにはスリルのある展開でした。異世界配信側と勝負するとことか、特に。
自分がこうだったらっていう感情移入もしやすくて、そういう意味でも辛かったんだけど、二人が本当に大切なことに気づくことができて、そこから一番近道で解決しようと頑張ったトモセくんは偉かったと思います。

シャレードゲームでの最後の涙の演技、あそこは本当に感動しました。
こっちまで泣けてくる。

そんで最後に、最初の告白を繰り返してくるあたり、ずるいですね…幼馴染みは。表情も変わってて、余裕があって、愛おしそうで…
最初に見たトモセくんのスチルから、幸せエンディングスチルに変わったときはもーーーこれが正義だわ!と思いました。
このーーーートモセくんの嬉しそうな表情たるや。
瀬名ちゃんの「彼氏になってくださいって意味だからね!?」がたまらなく可愛かったし、それが嬉しくないトモセくんはいないでしょう。

ところで今回、登場が特別多かったわけではないけど印象の強かった明瀬くん。
トモセくんは彼に「ヒーロー」と「演技」において嫉妬してましたね。
先に明瀬くんルートやってたおかげで結構早めに分かっちゃいました。ヒーローをめぐって二人の男が葛藤することが…手段や生い立ちは違うけど、二人は間違いなくヒーローに憧れていたわけです。
瀬名ちゃんがラブシーンやるのと同じくらい、トモセくんはヒーローとして負けたくなかった。その気持ちを思い出せたからこそ、自分にとって演技が大事だったことが分かったと。パズルにようにきれいなシナリオですね…。

それにしても明瀬くんはいろいろな人に特別な影響を与えてますね。
さっき言ったトモセくん。
ふたみさんは彼に強い反発の気持ちがありました。
陀宰くんは彼のこと信じてたし、
射落さんは彼のことを気にかけていた。
シャレマニにおいて目立つキャラクターですよね。
キャラ紹介の立ち位置でも、彼はトモセくんを差し置いて一番目ですし…(メタい)

しっかし陀宰くん攻略後は別ルートで陀宰くんの反応見るのが辛いこと辛いこと…。

今回のエンディングでは凝部くんが一人で異世界に残ってしまいましたね。
このエンディングだと、結局陀宰くんも抜け出せないはずなので…うーんと、どうなるんだろ?
だとしても凝部くんはひとりぼっちになる気がするし、ひとりぼっちで記憶を取り戻すことはできるんでしょーか。
…って考えると、辛いものがあります。陀宰くんも経験した独りぼっちは多分、死ぬほど辛い。
陀宰くんも結局、ひとりぼっちだし…


しゅぼぼで笑わせようとしたトモセくん、後で瀬名ちゃんにいじられるといい。かわいかったので…